現在、ソフトウェア開発を内製化することが企業にとって重要な要素になっています。理由は、下記の3点と言われいています。
『外部委託よりもコストが削減できる』
『プロジェクト管理をする際のコミュニケーションの効率化』
『開発スピードの向上』などです。
今回のブログでは、上記の点を踏まえた内製化を成功させるための方法について皆さんにお伝えしたいと思います。
⭐️短期間でのフルスタックエンジニア育成
ソフトウェアエンジニアを内製化する上で、フルスタックエンジニアを育成することは大切です。なぜフルスタックエンジニアかというと、フロントエンドとバックエンドの両方の技術を理解することで、各プロジェクト全体を通して作業することができるため、チームにとって非常に貴重な存在になり得るからです。
また、コストの面や受講者のモチベーションの面からも長期間の受講よりも短期間での技術の獲得を目指したほうが効果的です。
短期間でフルスタックエンジニアを育成するためには、実践的な学習と最新技術の習得が鍵になります。具体的には、実践的なプロジェクトに基づいた学習、経験豊富なエンジニアによるメンタリング*や、ペアプログラミング*を取り入れるなどです。
*メンタリング:経験豊富なエンジニアがしっかりと心理的安全な環境で学習してもらうために生徒をケアすること
*ペアプログラミング:2人一組でナビゲーターとドライバーという役割を交代しながら
ペアでプログラミングを行うこと
⭐️ 技術だけでない必要なマインドセットを学ぶ必要がある
エンジニアの内製化を推進させるには、ただのエンジニアを育成するだけでなく、既存のエンジニアを支えるリーダーの存在のような存在、一人一人がリーダーシップを持つことが必要になります。弊社が考えるエンジニアとは、プロジェクトの進行管理、チームメンバーのモチベーション向上、技術的な意思決定のサポートなど、リーダーのような多くの重要な役割を担うことを指します。
そのようなエンジニアに必要なマインドセットは、継続的な学習と自己成長を奨励する。
『グロースマインド』、限界を決めないで果敢に挑戦し続ける『できっこないをやる』、チームに自ら積極的に貢献しようとする『チームに自ら貢献する』と私たちは考えています。
⭐️アウトカムを重視し、研修後の効果を追求
研修の際にその効果を最大限に発揮するためには、アウトカム(結果)を重視する必要があります。理由としては、しっかりと学んだものも実際の現場で発揮しなくては意味がないものになってしまうから。
それを防ぐためにも大きく分けて3つの必要な要素があります。素早い仮説検証を実施し適切なものを発展させるアジャイル思考の浸透、自らの意思をどう伝えるかなどの開発を更にスムーズにさせるためのコミュニケーションスキル、顧客にとって一番の価値を考え届けることができるようになることです。
⭐️最後に
最後にエンジニアの内製化を成功させるためには、上記で説明した3つのポイントが必要になります。これらのステップを実行することで、内製化に向けて一歩確実に近づけるのではないでしょうか。
また、今回の記事を通してエンジニアの内製化を成功させるためのステップと方法を少しでもお伝えできていたら理解していただけたら嬉しく思います。これからも最新の情報と実践的なアプローチを取り入れて、力を合わせて内製化の成功を目指していきましょう。
コードクリサリスが提供するサービスについてご興味がある方はぜひこちらからご確認ご覧ください。
https://www.codechrysalis.io/ja