今回は、『API』『セキュリティ』についての企業向け研修プログラムをダイハツ工業株式会社様に導入いただき、本コースを受講した前後の変化などについてインタビューをさせていただきました。
本コースの説明
目覚ましくIT技術が進化していく時代の中で、さまざまな部署で活躍していた社員の方をチームや企業の目標に合わせた最新のエンジニアリングスキルセットをそなえた人材に育てるプログラミング研修の一環としてカスタマイズされたコースです。
今回は、Web開発やデータ分析、機械学習、APIの開発などをPython(パイソン)言語を使用し、アプリケーションを外部のサービスやデータと連携させることを可能にする『API』、認証、暗号化、アクセス制御などの手法を用いて、システムやデータを不正アクセスや攻撃から守る『セキュリティ』の二つのテーマを5日間に渡り受講いただきました。
ダイハツ工業株式会社様に導入理由をお聞きしたところ、個人でflutterでモバイルアプリを作成した次の段階として、社内の課題解決をするプロダクト作成や、顧客向けのアプリの作成の成功のために大切な部分を担う『API』『セキュリティ』を学び今後実践できるようになりたいからとのことでした。
ここからは、インタビューの様子をご紹介します。
写真 :インタビューの様子 左から:受講者様の岡本真宙様,菜野兎杏様,佐藤裕美子様
ダイハツ工業株式会社、大阪
受講者様は、受講前後での変化を実感した等、様々なお話をしてくださいました。
質問の一部を抜粋してご紹介いたします。
Q『研修お疲れ様でした!振り返って、いかがでしたか』
A:たった5日間という短い期間の中で膨大な知識をインプットすることができ、多くのことが学べました。具体的には、講義を通して安全なアプリを作るために必要なことや表面上のAPIについてだけでなく裏のAPIの設計を身近に感じることができました。またサーバーに関する失敗事例を含む実例をプロのエンジニアから多く聞くことができました。課題はレベルが高いと感じましたが、ペアプロや相談することができるなどサポートがしっかりとあるので乗り切ることができました。
※ペアプロとは、2人一組でナビゲーターとドライバーという役割を交代しながらペアでプログラミングを行うこと。
Q『今感じている自分の成長や変化について具体的なエピソードを教えてください』
A:APIって何のためにあるのかな?と以前は思っていましたが、今回APIの重要さを知ることができました。
アプリを設計することは、単純なことではなく複雑で多くのことを考えて作成する必要があると感じました。また、アプリを設計する際は安全性に対する配慮や、後々の改良やスケールしていく時のための柔軟性を持ったアプリを最初から念頭に置いておく必要があると知りました。
ペアプロの時間で最初はペアプロ時間の沈黙が辛く、常にコミュニケーションが取れるように努力してきましたが、徐々に自然にとることができました!今回受講することで自分の知識不足を感じることができ、さらに高みを目指すべくもっと勉強したいと感じました。
Q『この研修の経験から、今後学びたいことや目標はできましたか』
A:今後お客様向けアプリ(社外向け)を作っていくというゴールがあるので、今回学んだセキュリティの知識を生かして開発していきたいです。また、社内向けアプリの開発に関しても、セキュリティの重要性を感じました。
ペアプロではペアにリードされることが多かったので、今後は自分もリードして多くの発言ができるようにしたいと思いました。更に人に指導する立場になった際は、簡単にわかりやすく伝えられるようになりたいと感じました。
Q『今回の研修でのコードクリサリスの価値はどのようなものと感じますか』
本物のアプリはこうして作る!を教えてくれました。どんな時もやる気のスイッチを押してくれました。講義の雰囲気がとても良かったです。
ダイハツ工業株式会社様の皆様に、5日にわたりPythonを使用して『API』と『セキュリティ』について受講いただきました。5日間という短い期間に、沢山の知識と実践を交えながらの研修、本当にお疲れ様でした。
お忙しい中インタビューにご協力いただいたダイハツ工業株式会社の皆様、本当にありがとうございました。コードクリサリスも今後更により良いご支援ができるよう精進して参りたいと思います。
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